【市役所職員→民間出向】出向2年目。まさかの担当変更で再びゼロからの出発に
みなさん、こんにちは!
キャリアコンサルタント×現役市役所職員の「中村 たくや」です。
以前の記事でもお話ししましたが、私は40代半ばのころ、民間企業に2年間の出向を経験しました。

今回はそのときの仕事の経験から得られたことについて、お話をしたいと思います。
これまでの記事でもお伝えしてきましたが、出向の1年目は仕事がものすごく大変で、メンタルダウンしないように何とか持ちこたえているような状態でした。
それでも、徐々に仕事を覚えていくことで、時間が経つにつれて不安や悩みも少しずつ小さくなり、メンタル的に落ち着いていきました。
そして、1年目の終わりには、担当事業に関する知識やスキル、関係者との信頼関係、チーム内での役割を獲得することができていて、仕事への貢献感や充実感を覚えている状態になったのです。
1年目は大変な思いをした分、2年目は仕事では少し楽をさせてもらい、プライベートを充実させようと考えていました。
出向期間は2年間と決まっていましたので、東京での生活はいよいよラスト1年間になります。
そんな矢先に上司に呼ばれ、「来年度は違う事業を担当してほしい」と言われました。
まったく予期していなかった出来事に、私は驚きを隠せませんでした。
「この事業では自治体職員としての強みをより発揮できると思うので、ぜひお願いしたい」という言葉をかけていただいたことを覚えています。
そのときに思ったのは「やはり試練は次々と与えられるものなんだ」ということです。
「ひとつの試練を乗り越えると、また次の試練が与えられる」
それまでの市役所での仕事や異動についても、その繰り返しでした。
40代になり、それなりの行政経験を積んでいるため、どこの部署に異動してもやっていけるだろうと思っていたら、まったく想像すらしていなかった「民間企業への出向」という辞令(当市で初めて)を受けました。
「やっぱり、そう簡単には楽をさせてくれないよな」と、その新たな試練を自然と受け入れている自分がいました。
2年目に担当することになった事業も、まったくの新たな分野でしたので、私はさっそく書店に立ち寄り、その業務に関する本を購入しました。
出向2年目。
再び、知識も人脈もゼロからのスタートとなりました。
そして、その新たな仕事での経験が、私の世界をさらに広げてくれて、出向での実績や将来につながる大きな財産となったのです。
いま振り返ると、あのタイミングで担当変更を決断してくれた当時の上司には、本当に感謝しています。
『試練が与えられることで、人は大きく成長できる』
みなさんも、予期せぬ担当業務の変更や部署異動などにより、試練とも思える状況に直面し、ネガティブな感情になることもあるかと思います。
そんなときは「今の自分に必要だからこそ、この試練が与えられたのだ」と捉え、まずはその状況をありのままに受け入れてみてはいかがでしょうか?
そうすることで「ポジティブな感情が湧いてきて、その出来事を自分の力や成長につなげることができる」といわれています。
今はつらいかもしれませんが、その経験そのものが将来的に大きな財産となります。
一見、「試練」はネガティブに捉えてしまいがちです。
しかし、「試練こそが人を確実に成長・進化させてくれる、最も価値がある出来事である」ともいわれています。
「試練」を体験すること自体に意義があり、その体験を通じて多くのことを学び、人間的な深みや成長をもたらしてくれます。
おわりに
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
この記事が、みなさんにとって何かプラスになるきっかけとなればとても嬉しく思います。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!
