【市役所職員】福祉課の仕事で教わった、やりがいの本質
みなさん、こんにちは!
キャリアコンサルタント×現役市役所職員の「中村 たくや」です。
前回の記事では『25年間の市役所勤務で私が最もやりがいを感じた仕事3選』をご紹介しました。

今回はその1つ目である「福祉課での民生委員業務」についてお伝えします。
私は20代後半のとき、「福祉課」に異動しました。
納税課に続く2か所目の部署です。
福祉課には4年間所属し、福祉全般に関するさまざまな業務を行っていましたが、最後の1年間は民生委員の業務を担当しました。
「民生委員」とは、地域住民の身近な相談相手として、生活の困りごと相談や行政機関への橋渡しを行う方々です。
私のまちでは、約200名の委員が市内11地区に分かれて活動しており、その活動を事務局としてサポートするのが福祉課の役割でした。
そして、会議や研修会の企画運営、会長や各地区代表との連絡調整、経理等の事務処理など、日々の具体的な業務を行うのが私の役割でした。
初めて経験する業務ばかりのため、最初は戸惑いや大変なことが多々ありました。
民生委員の方々は社会経験が豊富な人生の先輩方であり、まだまだ若輩者の私がしっかりと対応できるのか、常に不安もあったのです。
でも、一つひとつの業務に取り組むたびに新たな知識が蓄積され、少しずつ行政スキルが高まっていき、自分の成長を着実に感じられたところに確かな充実感を覚えていました。
また、この大事な業務を任されていたことで、「自分の役割」をしっかりと認識することができ、それがモチベーションの高まりや仕事の楽しみにつながっていました。
そして何よりも、自分の仕事が民生委員のみなさんを支え、ひいては地域住民への貢献につながっていることに、私は大きな喜びとやりがいを感じていたのです。
特に忘れられない光景があります。
次の部署への異動が決まり、会長と最後の打ち合わせを終えたときのことです。
会長は私に向かって、丁寧に深々と頭を下げてくださいました。
その姿を見て、「私は役に立てていたんだ。貢献できていたんだ」という実感が込み上げ、温かな喜びで心が満たされたことを今でもはっきりと覚えています。
『貢献している実感が、確かなやりがいにつながる』
みなさんのなかにも、自分の業務にやりがいを感じられず、もやもやした気持ちを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
そんなときは、「この業務は何に貢献できているのだろうか?」と改めて考えてみてはいかがでしょうか?
そうすることで、仕事の意義を再認識することができ、より意欲的に使命感を持って仕事に取り組むことができるといわれています。
どんなに小さな貢献でもかまいません。
遠い先につながっている貢献でもかまいません。
実際のところ、世の中の仕事は必ずどこかで誰かの役に立っているものです。
特に市役所の仕事は、どのような業務であっても最終的には住民の幸福やまちの発展へとつながっています。
重要なことは、それに気づけるかどうかです。
「自分は誰かの役に立っている」「人や社会に貢献できている」という想いが、仕事をする喜びを生み出し、確かな「やりがい」をもたらしてくれます。
おわりに
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
この記事が、みなさんにとって何かプラスになるきっかけとなればとても嬉しく思います。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!
