【市役所職員】市立病院の仕事で得られた最も重要な学び
みなさん、こんにちは!
キャリアコンサルタント×現役市役所職員の「中村 たくや」です。
以前の記事で『25年間の市役所勤務で私を最も成長させてくれた仕事3選』をご紹介しました。

今回はその最後、3つ目である「市立病院での経営改革業務」についてお伝えします。
私は30代後半のとき、「市立病院」に異動となり、5年間勤務しました。
「なぜ市役所職員が病院に?」と思われるかもしれませんが、市立病院は市が設立・運営しているため、そこで働くスタッフは市役所の職員なのです。
もちろん医師や看護師などは専門職となりますが、私のような市役所の一般事務職は病院の事務局に配属され、総務や財政、企画関係の業務を行います。
私の仕事は「経営改革担当」の係長として「病院収益の増大に向けた抜本的な経営改革」を実行することでした。
この市立病院での1年目の業務は、私の市役所人生で、最も難易度が高くて困難な仕事であったと断言できます。
そして、最もメンタル的につらい期間であり、メンタルダウンするかどうかの瀬戸際を経験しました。
私が着任した時には、すでに年5回の「経営改革会議」のスケジュールが決まっていました。
会議メンバーは、院長、副院長、診療部長、看護部長をはじめとする幹部職員であり、当然のことながら病院や医療に関してはプロ中のプロです。
そんな中、市役所から来たばかりの、ただの行政職員である「ど素人」の私が、具体的な病院改革案を考え、資料を作成し、説明しなければならない。
知識も人脈もまったくゼロからのスタートであり、私は圧倒的に追い込まれる体験をしました。
この業務を遂行するには、何よりも膨大な知識のインプットが必要となります。
しかし、会議の日は容赦なく迫ってくるため、とにかく時間がありません。
毎日の残業はもちろんのこと、帰宅後も仕事をすることが多々ありました。
仕事を進めるにあたり、何度も大きな壁にぶちあたり、その度にメンタルが落ち込みました。
このように非常に過酷な状況ではありましたが、周りからのサポートもあり、何とか1年目を乗り越えることができました。
最後の会議で、経営改革の具体的な方策を決定させることができたのです。
最初はまったく未来が見えない状況でも、ひたすら目の前の仕事に集中し、取り組み続けることで、少しずつ知識が蓄積され、見識が深まり、やがて仕事をうまく進められるようになっていく。
メンタル面でも、初めの数か月間は非常につらい状態が続きますが、その期間が経過すると、少しずつ改善されていく。
「どんなに困難と思える状況であっても、時間の経過とともに解決されていくこと」を学びました。
そして、当初は絶望的だった状況を乗り越えられたことが、私の強い自信となり、大きな財産となりました。
最も困難でつらい仕事だったからこそ、私を最も成長させてくれたと実感しています。
『どれほど困難でつらい仕事も「時間」が解決してくれる』
みなさんの中にも、困難な仕事に直面し、つらい毎日を過ごしている方もいるかと思います。
未来への希望の光がまったく見えないという方もおられるかもしれません。
そんなときは、「すべては時間が解決してくれる」と考えてみてはいかがでしょうか?
いま抱えている困難やつらさは、この先も一生続くものではありません。
「時間」が経過するにつれて少しずつ軽減されていったり、状況の変化によって一気に解消されることもあります。
長い目で見ると、すべてのものごとは時間が解決してくれるともいわれています。
仕事に困難やつらさはつきものです。
そして、それを何とか耐え凌ぎ、乗り越えた先には、より大きく成長した自分が待っています。
おわりに
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
この記事が、みなさんにとって何かプラスになるきっかけとなればとても嬉しく思います。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!
