【市役所職員】納税課の仕事で身についた一生モノの能力
みなさん、こんにちは!
キャリアコンサルタント×現役市役所職員の「中村 たくや」です。
前回の記事では『25年間の市役所勤務で私を最も成長させてくれた仕事3選』をご紹介しました。

今回はその1つ目である「納税課での税金徴収業務」で成長できたことについてお伝えします。
今から25年前、私が市役所に入庁して初めて配属された部署が「納税課」でした。
私の原点となる部署です。
納税課での私の業務は、市税を滞納されている方から税金を徴収することでした。
電話をして、自宅を訪問して、それでも正当な理由がなく納めていただけない方に対しては滞納処分(財産の差押など)を行うものです。
(※自治体によって手順や方法などが異なります)
社会人になったばかりの私にとって、納税課での仕事は非常に困難でハードルが高いものでした。
滞納されている方に電話をする時は、いつも不安や緊張感がありました。
厳しい折衝の電話を終えた後は、全身が汗でびっしょりになっていました。
自宅を訪問して面談する時は、より一層の不安や緊張感があります。
そして、最も緊張感を伴うのが、やむを得ず財産の差押を執行する時でした。
財産差押はその方の生活や人生に非常に大きな影響を及ぼすため、強い信念と覚悟を持って行う必要があります。
なかには怒って市役所に乗り込んでくる方もいます。
私もびびってしまい、心臓をバクバクさせながら震える声で対応したことが何度もありました。
このように過酷な仕事でしたが、修羅場のような状況を繰り返し体験したことで「人と対峙する力」が養われたと実感しています。
どんな相手に対しても物怖じすることなく、まっすぐに向き合える力です。
この納税課での5年間の業務によって、その後の私の仕事や人生を支える「一生モノのメンタル基盤」が築かれたと思っています。
『厳しい相手との折衝の繰り返しが、「人と対峙する力」を向上させる』
みなさんも、厳しい相手と折衝しなければならない場面などがあるかと思います。
そんなときは、自分の「人間的な能力を鍛えるため」と考えて行動してみてはいかがでしょうか?
そうすることで、折衝するのがイヤだという気持ちが小さくなり、厳しい相手に立ち向かっていく力が湧いてくるといわれています。
考え方を少し変えてみるだけで大丈夫です。
「行動の意味づけを変える」ことで、意識が変わり、積極的に行動できるようになるといわれています。
一つひとつの行動を積み重ねていくことで「人と対峙する力」をはじめ「人間的な能力」が向上していきます。
それがやがて「一生モノの能力」となるのです。
おわりに
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
この記事が、みなさんにとって何かプラスになるきっかけとなればとても嬉しく思います。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!
